2.将来的な方向は
ITやAIなど、今後の方向はグローバリズムであるが、国民軽視で進めると、反対方向に国民が向くということになる。当分、英米の両国は反グローバルに政治が向いていく。日本は徐々にグローバル化していくことで、現時点、日米英の3ケ国は同じ位置にいるような気がする。
米国のIT企業は技術者の入国が難しくなり、米国から他の国に出る決断をすることになる。その時には日本が選択されるような状態を作ることである。特に東京・大阪などは交通機関もあり、商業施設も充実しているし、医療機関も十分であり、来てもらうには最適なようである。経済特区で英語での日常会話をできるような環境を整えることが必要なのであろう。
IT企業は、インド系の人が多く、米国とインドの中間にある日本が最適であり、それに加えて、日本は自由な経済活動も保証されているので、一番居心地が良いはずである。
米国は反グローバルに向かい、日本はグローバル化と逆位相にあることで、日本に多くの外国人雇用ができることが重要なのである。
その雇用に、多くの移民が押し寄せてきて、日本全体の需要規模を増やすことである。需要不足の日本はグローバル化で、需要を作る必要があり、日米は共同市場化して、お互いに利害を調節することである。
さあ、どうなりますか?
参考資料:米国における保護主義とポピュリズム
image by: Joseph Sohm / Shutterstock, Inc.