取引先が偏った政治の意見を求めてきたらどうする? 弁護士が伝授

 

気を付けたいのは、相手の言葉に対し「でも」「しかし」といった逆説の言葉は使わないことです。あくまでもイエスをテコに、質問をして、話を展開させていきます。

質問をされると、相手は答えようとします。あとは、相手の答えに耳を傾けます。政治ネタで話すことがなくなれば、自然にほかの話題に移行していきます。

雑談では、こういった難しい問題が起こりがちですが、否定をしてはならないのはもちろん、露骨に表情を曇らせたりしないことも大切です。多少の慣れは必要でしょうが、慌てずに対処すれば、スムーズに話を展開できるでしょう。

「ただの否定からは、何も生まれない」(ゲーテ)

今回は、ここまでです。

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【著者】 谷原誠 【発行周期】 不定期

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