特に「衰退時の逆境の士を人生の模範にして、その過激な言動を真似しようとしてはならない」というのは、非常に重たい指摘です。楠木父子、赤穂浪士に新撰組という種類を教育の中で美化してはダメだと言っているんですね。これは重要な指摘と思います。
後は、結語の部分も立派ですね。
教育ニ懐クモノハ深ク朕カ深衷ニ顧ミ、百年国猷ノ在ル所ニ遵由シテ教育ノ方向ヲ誤ルコトナキヲ勉メヨ。
教育は「国家百年の大計に依拠しなくてはならない」というのは、実に重いです。
そんなわけで八幡氏のおかげで貴重な勉強ができました。但し、蓮舫さんへの批判は、しっかり政策論に向かうようにして欲しいですね。
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