アメリカ在住のジャーナリストが感じた「安倍政権」終わりの始まり

 

一つは、戦後日本の「国のかたちへの反乱意図を持った思想と決別し、清和会をホンモノの保守本流に脱皮させるぐらいの覚悟を見せて頂きたいです。

もう一つは、頭脳労働高付加価値産業の空洞化は止めて頂きたいし、国内の人材の競争力を国際的な労働市場の中で高めるために、国際化と生産性向上を軸とした構造改革を、「抵抗勢力は公職追放する」ぐらいの覚悟で進めていただきたいと思います。

この二つに真剣に取り組むのであれば、籠池も加計も小さなエピソードとして、世論は許してくれるのではないでしょうか。

 

 

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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