日本に観光で訪れる中国人に対して「マナーがなっていない」と指摘する声を耳にすることがありますが、果たして彼の自国での振る舞いは? 無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさんが、現地で掲げられている「マナー向上大作戦」パネルを紹介、そこからは「中国のがんばり」が見て取れます。
時代とともに移り変わる中国マナー事情。7つのダメ【七不】
時代とともに変わっていくのですね。
中国人マナーがなってない! とお嘆きの貴方。中国でもマナーアップ向上作戦を日々実施しているのです。
中国人と一括りにしてしまっても13億人いる訳でして、マナーがいい人、悪い人が混在しています。
そもそも日本のマナーが正解という訳でもありませんが、中国上海にも95年より開始された「七不(qī bù)」と言われるマナーアップ標語が。日本語に直すと「7つのダメ。やってはイケない7つの事」という感じ。
2008年の「七不」では、こんな事をやってはいけません! と市民へ通達をしていました。
- タンを吐くな
- 好き勝手に道を渡るな
- ゴミを投げ捨てるな
- 荒っぽく低俗な話し、下品な話をするな
- 緑地を壊すな
- 公共物を壊すな
- 公共の場所で喫煙するな
これが当時、上海でよく目にしていた「七不」の啓蒙活動。