とはいえ、修繕費用は数年で回収できるので投資効率としては悪くありません。今までは何ももたらさないどころか、固定資産税が垂れ流されるマイナス資産だったものが、今後は収益を生み出す資産に生まれ変わるわけですから。
このように空き家を適正な状態で維持し続けることのメリットは大いにあるのです。空き家は構造物ですが生き物でもあります。利用・使用されることでいつまでも適正な状態を維持し続けることが出来るのです。
事情によって、すぐに利用・使用できないのであれば、多少の費用を払ってでも、きたるべきその時のために管理を依頼すべきだと考えます。
image by: Shutterstock.com