ドイツの怒りを買ってしまったトランプ。一体、何があったのか?

 

ドイツ外相、「トランプを批判しないのは『罪』」

さて、トランプ・アメリカへの反逆を決意したのは、メルケル首相だけではありません。外相のガブリエルさんも、同じというか、もっと強烈です。

「トランプ政権、欧米を弱体化」 独外相が批判

CNN.co.jp 5/30(火)9:34配信

 

(CNN)ドイツのガブリエル外相は29日、トランプ米政権の政策を「欧州連合(EU)の利益に反する」と批判し、それが欧米の弱体化を招いているとの見方を示した。首都ベルリンで開かれた移民対策会議の場で語った。

トランプさんの何が、「EUの利益に反する」のでしょうか?

トランプ大統領は先週、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で集団防衛への支持を明言せず、一方で加盟各国に国防費の増額を要求。主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、気候変動対策の枠組み「パリ協定」への残留を促す説得に応じなかった。
(同上)

ここで「パリ協定」以外の対立点が出てきました。トランプさんは、NATO首脳会議で、「加盟国はもっと金を出すように!と要求する演説をしたのです。これは、「要求そのものの正当性」というよりは、「やり方に問題があるといえるでしょう。

こんな場面を想像してみてください。トランプさんが日本にやってきた。そして、「日本の防衛費は、なぜGDPの1%なのか?これを2%にしなさい!」と言った。「北朝鮮や中国から日本を守る」と言わなかった。大騒ぎになるでしょう?

確かに、トランプさんの言う、「NATO加盟国は、金を払っていない」のは事実。しかし、全加盟国の首脳を前に、そのことだけを強調する演説をしたのは、極めてマズイやり方でした。

ガブリエル氏はこうした状況を踏まえ、「米政府の近視眼的な政策はEUの利益に反する。欧米は縮小、あるいは少なくとも弱体化した」と発言。
(同上)

欧米は縮小
弱体化

だそうです。そしてガブリエル外相は、「トランプと断固として戦う」と宣言します。

そのうえで、欧州諸国はトランプ政権に立ち向かい、遠慮なく批判の声を上げるべきだと主張。「こうした動きに今すぐ、断固として立ち向かわなくては、欧州への移民流入は拡大の一途をたどるだろう。米国の政策に反対しないことは罪になる」と断言した。
(同上)

「米国の政策に反対しないことは罪になる」そうです。つまり、「トランプに反対するのは、『正義の闘いだ!」と主張している。

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