会社の個人用PCをなくせ。老舗企業「タマノイ酢」の働き方革命

 

~村上龍の編集後記~

給与が上がらない時代、従業員のやる気を引き出し、維持するのはむずかしい。

播野さんは、社長になってから1年間、全国の営業所、問屋を回り、数千人と会って営業のトレーニングを積んだあと、社員研修に着手した。

恐竜ではなくゴキブリになれ」と、最優先で変化への対応力を求め、人の生きがいこそが目的で会社はその手段に過ぎないと明言する。

酢は、なくなることはないが、今後大きく消費が増えることもない。

そんな状況でどう生き延びるのか、タマノイ酢の成果は多くのことを示唆している。

 

 

<出演者略歴>

播野勤(はりの・つとむ)1953年、大阪府生まれ。1976年、成蹊大学卒業後、ソントン食品入社。1979年、タマノ井酢(現タマノイ酢)入社。1991年、代表取締役社長就任。

 

 

source:テレビ東京「カンブリア宮殿」

 

テレビ東京「カンブリア宮殿」

テレビ東京「カンブリア宮殿」

この著者の記事一覧はこちらから

テレビ東京系列で毎週木曜 夜10時から放送。ニュースが伝えない日本経済を、村上龍・小池栄子が“平成カンブリア紀の経済人”を迎えてお伝えする、大人のためのトーク・ライブ・ショーです。まぐまぐの新サービス「mine」では、毎週の放送内容をコラム化した「読んで分かる『カンブリア宮殿』~ビジネスのヒントがここにある~」をお届けします。

bnr_720-140_161104

print
いま読まれてます

  • 会社の個人用PCをなくせ。老舗企業「タマノイ酢」の働き方革命
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け