読売さえも「安倍一強の慢心」。自民党大敗を新聞はどう伝えたか

 

おごりの代償

【毎日】は5面に社説、タイトルは「都議選で自民が歴史的惨敗」「おごりの代償と自覚せよ」というもの。

uttiiの眼

《毎日》は、加計学園や「共謀罪」法の強行採決で政権への批判が急速に高まるなかでの選挙だったことを指摘し、つぎのように記す。

「首相は今後、早期の内閣改造で立て直しを図るとともに、謙虚な姿勢のアピールを試みるだろう。しかし、数の力で異論を封じ込めてきた強権的な手法が不信の本質であることをまずは自覚すべきだ」としたうえで、そのために、「少なくとも野党の求める臨時国会や閉会中審査に応じ、加計関係者の国会招致を実現する必要がある」と。《読売》とは違い、臨時国会や閉会中審査について要求している。

加えて、憲法改正についても「野党を置き去りにして独断で進めることは厳に慎むべきだ」とクギを刺している

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