小田さんは、ロシアの現状について、こう語っています。
プーチン大統領の支持率が高いことは、彼を好きだとか嫌いだとかという問題とは別に認めなければならない。
(同上)
その通りです。大事なことは、ルトワックさんのいう「発明」をしないことです。
中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない!」と公言している。公言しているのに、「中国は、儒教の国だから、沖縄を奪う意志はない」と言うのは、「平和ボケ教」に基づいて「発明」しているのです。
どういう調査をしてもプーチンの支持率は高いのに、「いや、プーチンは独裁者だから、ロシア国民が彼を支持するはずはない」というのも「発明」です。
未来を知るカギは、現在起こっていることを、感情抜きで正確に知ることです。小田さんは、こんな話で、記事を終わらせています。
ロシアでは来年3月に大統領選が実施される。プーチン氏が出馬するのであれば(恐らく出馬するだろう)、当選は間違いない。
(同上)
その通り。安倍総理とプーチンで、日本とロシアの関係は良好。おかげで、中国は、日本に手出しできない。プーチンは、確かに独裁者ですが、彼が政権にいることは、日本にとって好都合なのです。
今回の出所、是非全文読んでみてください。
● プーチン氏は80%台の高支持率、抗議デモ多発、経済マイナス成長でも
image by: Frederic Legrand – COMEO / Shutterstock.com