長距離電車として有名なアムトラック(Amtrak)にもない。じゃあ、電車に乗る前に何か買って乗ろう・・・と思っても、乗る街によるが、たいがいの場合、ファーストフードの選択肢しかなかったりする。
ちなみに、アムトラックの特急版にアセラ(Acela)というのがあり、そこには有料のカフェエリアやお食事が無料でついてくるファーストクラスがある。
まぁ、でも、日本の駅弁のように、ご当地食ではなく、一律にサンドイッチやオムレツなどなので、ビジネス旅行で何度も乗る方は飽きるのではないかなと思う。
(ご参考)・Acela Express Dining Offers More Choices Than Ever
もし、ご当地駅弁的なものがアメリカにあったとしたら、ニューヨークは何になるんだろう?
サーモンとクリームチーズを挟んだベーグルや、パストラミサンドといったユダヤ系料理が定番だろうか。
あとは結局、ハンバーガーやサンドイッチなど。
実際、アメリカの各空港にはその空港ならではご当地料理や有名レストランが入っていることもあるけど、結局は、ハンバーガーやサンドイッチだったりする。
今、アメリカでは、お寿司やラーメン、緑茶といった日本の食が人気だ。
お寿司、ラーメン、緑茶に関してはブームを超えて定着したといってもいい。
次は、これらの食を発展させて、アメリカにも駅弁ができたら面白いかもしれないだろう。
実際、アメリカのテレビ番組では料理コーナーが増えているように感じる。
料理のコンペティション番組は数年前から増加傾向にあるが、最近では朝晩のニュースに料理コーナーを見かけるようになった。
しかも、アメリカの料理に限らず日本やヨーロッパなど他の国の料理を紹介していて、見てて、勉強になるしけっこう楽しい。
以前よりもアメリカで食文化が高まっているのだと思うけど、背景には、ソーシャル・メディアや体験との関わりもあるのかもしれない。
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