K(身体感覚)のトレーニング方法
「なんか冷たいよね」と人からよく言われる。相手の感情や気持ちを察したり表現するのが苦手。こうした方はKのトレーニングがオススメです。
トレーニング方法としては、「感じること」「気持ち」を表現することです。例えば、冷たい水を飲んだとき、
「いま、冷たい水が喉を通り過ぎて胃に入りました」
「胃が冷んやりする感じがします」
「冷たい水を飲んで気持ちがスッキリした感じがする」
「まだ少し喉が渇いているような気がする」
こんな感じに体の感覚や気持ちを丁寧に言葉にしていくだけです。それと、何か「うっ」と引っかかること、「何っ!」っとイラっとすることなどがあったときに、自分の気持ちを丁寧に感じることです。
「うっ!」っとなったときの気持ちはどんな気持ちか? 体のどこらへんで「うっ」っという感じを感じるのか? 「うっ!」を言葉で表現するとしたら、どんな言葉がしっくりくるのか? これらをスルメのように味わいながら言語化してみるということです。
以上、簡単ではありますが、五感のトレーニングについてお話ししてみました。普段、よく使っている感覚の違いがコミュニケーションで誤解を招くことってすごく多かったります。不得意としている感覚があれば、トレーニングするだけで、不要なコミュニケーションのトラブルを防げるかもですよ~。
image by: Shutterstock.com