一貫性のない「しつけ」をされた子供が辿る、人生の悲惨な末路

 

子供天使だなんて、大ウ…とまではいいませんが、かなり悪意に満ちた誇張なんじゃないですかね( ̄∇ ̄)。むしろ実に大人の振るまいをよく見ていて、どうやったら自分にとってトクになるのかを考えており、うっすら狡猾さを感じますから。なので、オトナ側としては疲れていたりイライラしていたりするときにメンドくさくなって、つい「ま、このくらい…」と弱気になってしまうときに、自分に負けないようにしなくちゃならないんです。

…ほら、コドモが見てるから(◆ ◆)。そういう弱気になる瞬間がいつなのかをね。そして、オトナの言う大切なことはそんな程度のモンなんだと学習してしまうから。

この一貫性がない子育ては、コドモにとって大きな不幸でしょうね。良いモノを見くびるクセがついたままオトナと呼ばれる年齢に達してしまいます。それはおそらく社会では、丁寧に糺してくれる人はおらず、使えないヤツ(´~`)=3 と言われて終わるだけですから。

子育ては、基本的には社会的責任を免除されている期間に終わるべきもので、それ以降は社会的な責任を問われながら(悪くすれば刑務所で)自分の人生に良きクセを着けていかなくてはならないのです。…タイヘンだよねえ、子供時代に叱られるよりずっと。

子育てに必要なのは一貫性親自身が自分に負けないこと。今日もちゃんと叱りましょ。

image by: Shutterstock.com

真井花(まないはな)この著者の記事一覧

食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 システマティックな「ま、いっか」家事術 』

【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

print
いま読まれてます

  • 一貫性のない「しつけ」をされた子供が辿る、人生の悲惨な末路
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け