原子爆弾がなぜ許されないのか。核兵器がなぜ許されないのか。
およそ「武器」は人を傷つけるためだけに存在します。中でも「核兵器」は、「一瞬」に「無差別」に「圧倒的」な数の「明日」を奪う兵器です。
1945年8月。戦争末期で人々の生活は決して楽なものではありませんでしたが、でも、みんな懸命に生きて、家族と、近所の人と、友達と、笑顔を交わしながら日々暮らしていたのです。それを「一瞬」で消し去った。生きていた証さえ奪われた人達も大勢います。
とてもとてもここに書き尽くせるものではありませんが、あらためて「生きる」ということは何か? それを「奪う」ものがどれだけ許されないものかを感じた時間でした。
資料館では、まさに「資料」のひとつひとつが、貴重な歴史の証人だということを感じる展示になっていました。質の高い展示の仕方といえるでしょう。ことさらに誇張をする必要がないのです。たんたんと「事実としてこれだけの威力がある」ということだけで、十分すぎるぐらい伝わってきました。
修学旅行などでよく訪れる場所だとは思いますが、大人になって分かることもあります。見学できて、本当に良かったと感じた施設でした。
今日も、何気ない一日を大切に生きてまいりましょう!
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