私の住む街では、この本の影響もあって街の教育委員会の中で、スパルタ教育反対論が燃え上がり、「あくまでエリート養成の飛び級講座を維持せよ」というアジア系を中心としたグループと、これに反対するグループが抗争を繰り広げた結果、そうしたトラブルを嫌った一部のアイビー大学から、ある年はこの地域のアジア系が「ほとんど全滅」という合否結果を食らった(らしい?)などと色々と騒動になっています。
それはともかく、今回の「理三ママ騒動」というのは、東京大学が入試改革を本気で進めなくては大変なことになるという危機感を強めることになっているのではないかと思います。少なくともそのように期待して見て参りたいと思います。
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