そう言えば、今年2月、これとよく似た・・・というか、問題の本質はまったく同じと言っていい出来事があった。
すでにブログの方では詳しくご紹介しているが、一流モデル(モデルだけで年収5億円超)でありながら、NYでIT起業家目指して勉強中に最もイノベイティブでインスパイリングな女性にも選ばれたカーリー・クロス(Karlie Kloss)さんが、ファッション誌「ヴォーグ」(Vogue)の今年の3月号の特集で、日本の伊勢志摩ロケで撮影してきた日本風の写真を披露。
一般的な日本人の感覚なら、「綺麗、美しい、素敵」と感じる素晴らしい写真ばかりだ。
わざわざ伊勢志摩まで行って撮影するなんて「感動した、スバラシイ!!!」と絶賛する声が出ても不思議じゃない力の入れようだと思う。
ところが、なぜか日本人以外の民族や人種の方々から、この写真は「日本人に対する差別だ、馬鹿にしてる、黒髪のカツラとかかぶせるくらいなら日本人のモデルを使えばいい」等々の厳しい批判や苦情が噴出して、社会問題的なニュースになったのである。
本当に馬鹿げている。
そう、このケースでも、ぜんぜん関係のない人物が、批判し、文句を言っているのだ。
〔ご参考〕
(2)「目的論」の方が解決につながる
このように、世の中にはいろいろな人がいて、関係ないのに批判したり、文句を言う人もいる。
関係ないどころか、根拠がなかったり、認識が間違っていたり、平気でウソをつくような人も少なくはない。
インターネット上には、そのような人々が発信する情報も飛び交っていて、正しい情報や間違っている情報、良質な情報や悪質な情報等々を選別し、見定める能力が、年々、ますます重要になってきた。