休日をダラダラ過ごす人が気づかない、もう一つの「休み方」

 

すべてを、全力で。

これは純粋な「休憩」だけでなく、人生全般についても言えるかもしれません。実際、仕事がうまくいっている人は、たいてい「他のこと」も色々と楽しんでいます。趣味がプロ級であったり、または何か他の分野でも、色々と積極的な行動をしていたり…。それこそマルチに様々な仕事を成功させている人も多くいます。

いえもちろん、すべてが成功しておらず、失敗した事業がいっぱいある人もいます。しかしそれ、すべて「強い行動力」と考えると、共通点はあるかもしれません。うまく行く人は、すべてにおいて、全力でやるのです。本業だけでなく、副業や、気分転換だって、すべて本気で行うわけです。そしてそれが、回り回って、本業を活性化することにもつながります。

自分自身、世間的にメインの仕事は「医者」ではありますが、「ウェブサイト製作」や「漫画原作」などで色々と行動してきたことが、本業そのものにもうまくつながっています

とにかくその場、その場で思ったことを、全力でやってみる。それが遊びであっても、仕事であっても関係ない。

やりたいことを、ただやる。

その考え方は、すべてをうまく進めていくような気がします。

今回のまとめ。「最高の休み方」

●受動的休憩より、積極的休憩。
●休むときは、ダラダラ過ごすのではなく、何か楽しいことを本気でやること。
●仕事でも同じで、その瞬間にやりたいことを、一つ一つ全力で楽しむこと。
●それこそが最終的にすべてを成功につなげていく。

さいごに。

というわけで、いかがでしたでしょうか。実際にあとから思い返してみると、仕事や恋愛、そして広く趣味や人付き合いなど、すべて含めて「どれが本物で、どれがニセモノ」とか、「どれがメインで、どれがサブ」かなんて、なかなか分かりづらいものです。一位や二位なんて、なおさらつけづらいもの。一つ一つが、すべて大切な、自分の人生の一部ではないでしょうか。今、人生の中にいると、確かに優先順位はあるかもしれません。でも時間と共に、その区別なんて、薄れていくんです。だから、大きいとか小さいとか。そんな区別は気にせず、一つ一つを大切に楽しんでくださいね。

 

image by:Shutterstock

 

『★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★』第502回より一部抜粋

著者/大和まや・ゆうきゆう(精神科医・心理研究家)
あらゆるジャンルの心理学を極めた、セクシーな精神科医たち。あやつる心理学のスキルは1000を超える。「ゾクゾクしなければ人生じゃない!」がモットー。読めば心が軽くなり悩みも解消されるメルマガを月に2回のペースで配信中。
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