「アレ買うならココで」と思わせるためにすべきたった2つのこと

 

店主の「履歴書」を公開しろ!

お客さまとの信頼関係を築くには、誠実な接客と心からのおもてなしが重要です。そして、それは時間が掛かるものです。接する機会のひとつひとつの場面で、お客さまとの距離を少しずつ縮める根気も必要です。

しかし、厳しい経営環境においては、じっくり構える余裕がないかもしれません。一刻も早くお客さまと親しくなりたい、と考えるのは当然です。そこで、親密になるまでの時間を短縮する方法があります。

ビジネスでも恋愛でも同じですが、まずは相手のことを知りたいと思うものです。興味を持った人がどんな人なのかを知った上で、その人とおつき合いをするのかどうかを判断します。ビジネスも恋愛も、ここに時間が掛かるのです。

その時間を短縮するためには、自らを積極的にさらけ出すことが効果的です。年齢・出身地・家族・学歴・趣味など、自身の人となりを先にお知らせしてしまうのです。

会話を通して知ってもらう、質問されたら答える、では時間が掛かり過ぎます。親しい会話が生まれるまでの前段階を省いてしまうのです。

どんな人間かをわかってもらえれば、お客さまにとっては知っている人になります。知っている人には、警戒心を持ちません。つまり、信頼関係を築きやすくなるのです。

知らない人の話は聞いてもらえませんが、知っている人の声には耳を傾けてくれます。そこからは、友人に近い存在となります。

まずは、自身のことを語るべきです。「履歴書を公開しましょう。チラシでも店頭でも良いでしょう。SNSを活用しても。あなたがまず心を開けば、お客さまも近づいてくれます。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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