紹介されていたのは、「コールセンタースタッフから電話を切る」という方法です。その中身は、
悪質なクレームに対しては、スタッフが二度にわたって警告を行い、それでも続く場合には電話を切る
というものでした。あれ? わたしこれ、そっくりそのまま、3年前に書いてます。
● 幸せを呼ぶ!クレーム対応術 クレーマーに対する返し方のコツ(22)
しかし、この施策は劇的に効いたらしく、悪質なクレーム電話が、60%以上減少したんだそうです。さらに、企業だけでなく、地方自治体の住民苦情相談センターでも、今年4月から導入したみたいです。
悪質クレームに悩む日本の企業や、事業主のみなさま。この画期的な対応の考案者であるわたしが、格安でコンサルしますよ(笑)!
ということで、わたしにとってこの施策は、全く画期的ではありませんでした。ところが、そのあとに書かれていたのが、私の想像のはるか斜め上をいく、画期的(!?)な施策でした。記事をそのまま引用します。
利用者からコールセンタースタッフに繋がるまでの保留時に、子供の音声で「今から私が世界で一番大好きなお母さんが、対応します」や男性の声で「今からうちの誠実な娘が対応します」というアナウンスが流れ続ける。対応するスタッフにも大事な家族がいるということを、前もって意識してもらい、感情が高ぶったクレーマーにも一息ついてもらおうと試みだ。
おお…。なんというか、わたしは正直、これが流れた後に電話に出るのは、かなり「恥ずかしい」ですね。しかし、韓国のオペレーターたちは、大喜びのようなので、お国柄なんですかねぇ?