最後に、花澤香菜さんのファンを自称するアニメライターさんに、ファンの目線で今回の楽曲「辿りつく場所」を含め、「君がいなくちゃだめなんだ」を視聴していただき、その感想を存分に語ってもらいました。
アニメライターの眼:「耳が幸せ太りした!本当の花澤香菜が知れるのはこのプレイヤーしかない」
『辿りつく場所』を聴いて、他の楽曲よりも声の量が多く、声が面で聞こえて来る感じがします。おそらく、香菜ちゃんの天使の声と呼ばれている、ハスキーな部分をより活かそうとして作られているのかなと。
ミキシングも、アルバム「Blue Avenu」では、粒立ちよくみたいな感じでミキシングしていたと思いますが、『辿りつく場所』は、香菜ちゃんの声が面、ストリングスが点、のような音の作りになっていると感じました。
曲は、ストリングスがメインで、幻想的な世界感に包まれるよう。ストリングスが入った曲は他にも「傘を閉じたら 」などがありますが、それとはまた違う穏やかさがあるように感じました。『辿りつく場所』は、香菜ちゃんの声と楽曲の音に包まれて寝たい時にピッタリ。日曜日の夕方とかぼんやり寝るときに聴きたいかな。
今までの楽曲にない香菜ちゃんの声が聴ける。歌い方が今までにない歌い方なので、この歌い方を聞けるのはこの曲だけですね。
さらに、あの曲のこういう声のところをコレで聴いたらどうなるんだろうと、聴いている内に気になってきたんですよ(笑)。中でも「マラソン」というアップテンポで声を張る系の曲は、輪郭のある声で歌っているので、それを今回のようなハスキーな声を前に押し出すように歌ったらどうなるのかな~と想像してしまいました。
そして、既存曲を聞くと、このプレイヤーの良さがすごくわかります。「君がいなくちゃだめなんだ」なんて、何度も聞いている曲なんですけど、思わずニヤニヤしてしまいます。
メインの音はいつも使用しているプレイヤーでも聞こえますが、リバーブが顕著で、音の途切れる小さい音がよりしっかり聴こえることで、よりリアル感が増しています。今まで聴けてなかった香菜ちゃんの声が入ってくる感じが体感としてありますね。音の厚みが圧倒的です。
特に、iPhoneでAAC規格で聞いている人は、違いをはっきり感じられるでしょう。もちろんそんなに大げさに違うわけではありませんが、今回のようないいプレイヤーだからこそわかる違いが確かに存在します。それこそ、ファンであればあるほど気づくと思いますよ。
そして聴いていて改めて思いましたが、香菜ちゃんの声は、やはりハイレゾ映えする曲なんだなと。ライヴに行った時のと同じ感動を与えてくれます。他のアーティストの曲もハイレゾで何曲か聞きましたが、あまり違いがわからないことが多くて……。しかし香菜ちゃんの声ならば違いがしっかりわかります。
歌のニュアンスが細かく聞き取れるため、かなちゃんのことがもっと知れる気がしますし、香菜ちゃんの本当の表情を聞けるのは、このプレイヤーなのかなと思ってしまうほど。帰り道に自分のプレイヤーで聞くと、がっかりな感じがするんだろうな~(笑)。
総論:花澤香菜もAK100IIもすばらしい!
3者3様の視点でレビューを書いていただきました。
モノとして自慢したくなるようなデザインと利便性! ボーカル、楽器、演奏、の個性を最大限に引出してくれる! 香菜ちゃんの本当の表情を聞ける! それぞれ絶賛していますね。それだけ花澤さんとプレイヤーが素晴らしいということでしょう。
中でも、アニメライターさんの「今まで聴けてなかった香菜ちゃんの声が入ってくる感じ」という一言には、このプレイヤーがどれだけ再現度が高いかが伝わってきます。今年5月に行われた武道館ライブにも行ったとのことで、その時に聞いた音に限りなく近いということです。
そんな武道館ライヴの模様が収められたBlu-ray「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan 」が、11月4日に発売が決定しました。あの輝きのステージを、Blu-rayでもう一度見ることができます。記念すべき花澤さんの初武道館を、Blu-rayで目に焼き付けましょう。
●楽曲情報
『辿りつく場所』
作詞:Reom
作曲・編曲:Yamato Kasai from.Mili
『辿りつく場所』アートワーククレジット
Illustration:よしとも(AQUA ARIS)
Art Direction:Reom(AQUA ARIS)
●information
iriver(Astell&Kern)http://www.iriver.jp/
花澤香菜公式サイトhttp://www.hanazawakana-music.net/live/
花澤香菜×Astell&Kern 特設サイトhttp://www.iriver.jp/kana_hanazawa/
花澤香菜STAFF公式ツイッターhttps://twitter.com/hanazawa_staff
文/横田吉木