このような、研究や認知テストから、
《男性》
- その事象に対処するのに一番効率のよい、または適した脳の部位を使う
- 感情を読みとるにも情報が必要
《女性》
- 女性は、どの事象に対しても、脳の全体を使い、その中から、よいと思われる方法を選択している
- 感情を表情から読みとれる
と、脳研究分野では認知されるようになりました。そしてそれは、日常生活で、こんなところにも現れてきているようです。
たとえば、男性がイヤなことがあった場合
《男性》
- 仕事や遊びに熱中すれば、それに没頭できて、悪い影響を引きずりにくい
《女性》
- 脳全体を使う傾向があるので、脳のどこかにイヤことが残り、それを引きずりやすい、忘れづらい
話をするとき
《男性》
- 大切なところだけポイントをしぼって話す
- 単純明快
《女性》
- 話があちこちに飛びやすい
- まとまりが悪い
気持ちや感情については
《男性》
- 言葉にすると理解するので、言わないとわからないことが多い
《女性》
- 言葉にしなくても、表情を見て、言葉にしなくても察する
- よく気がつく
などなど…でしょうか。
女性の方が、脳を全体的に使うので、どうしても脳全体を巡ってしまい、あれもこれも気になる、あれもこれも言いたくなる傾向が強く、男性にとってはイライラすることも多いかもしれません。
女性は、「脳全体を使う」「脳全体で考える」とぜひ、覚えておいてくださいね。
また、女性には、男性が「そっけない、気がきかない、察しない」と感じ、怒りを覚えることもあるかもしれません。
男性は、「その時に合わせた脳の使い方をするので話も短く、察することが苦手」な傾向があると、覚えておいてくださいね。
個人差があるので、そうでない方もいると思いますが、男女にこのような脳の傾向があるらしい、と知っておけば、ちょっとは、イライラやがっくりが少なくなる、はず、と思います(笑)。
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『そうだったのか! この違いがわかれば、きっと許せる「男女の違い105」』 より一部抜粋
男女の違いを、様々な年代層への取材などを通じて自ら検証。「105の違い」にまとめました。「105もあるのぉ?」大丈夫です! むずかしいことは書いておりませんし、事例も身近で、読めばきっと、「そうそう」と頷かれることばかりだと思います。楽しみながら読んで、ちょっと実行して……みてくださいね。
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