この教え方をしていくと、スタッフは常に「ゴール」を意識して仕事をするようになり、仕事の質をいつも同じ状態(あるべき状態)に保つことができるようにもなりますし、スタッフも考えるクセがつき、これが習慣化すれば徐々に考えて動けるようになっていきます。
なので、大切なのは上司の側が、ゴールを示すこと! そのためにも、ゴールの状態を上司の側が正しく理解しておくことも忘れてはなりません。
さらに、この「教え方」を社内で共有していくことも重要。1人の店長だけがこの「教え方」をしていても、他のスタッフがいつも指示・命令ばかりしていては、いつまで経っても「自分で考えて行動出来る」スタッフを育てることはできません。
上司はゴールを示し、ゴールにたどり着くための手段を考えさせるという教え方を皆で共有し、皆でこの「教え方」に取り組むことで、会社全体、店全体で「自分で考えて行動できる」スタッフを育成することができるようになるのです。
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