すべて振るのは単なる丸投げ。部下に正しく考えさせる魔法の教育

 

この教え方をしていくと、スタッフは常に「ゴールを意識して仕事をするようになり、仕事の質をいつも同じ状態(あるべき状態)に保つことができるようにもなりますし、スタッフも考えるクセがつき、これが習慣化すれば徐々に考えて動けるようになっていきます。

なので、大切なのは上司の側が、ゴールを示すこと! そのためにも、ゴールの状態を上司の側が正しく理解しておくことも忘れてはなりません。

さらに、この「教え方を社内で共有していくことも重要。1人の店長だけがこの「教え方」をしていても、他のスタッフがいつも指示・命令ばかりしていては、いつまで経っても「自分で考えて行動出来る」スタッフを育てることはできません。

上司はゴールを示し、ゴールにたどり着くための手段を考えさせるという教え方を皆で共有し、皆でこの「教え方」に取り組むことで、会社全体、店全体で「自分で考えて行動できるスタッフを育成することができるようになるのです。

image by: Shutterstock.com

中西敏弘この著者の記事一覧

若手飲食店コンサルタントとして、人気急上昇中の飲食店経営コンサルタント、中西敏弘が「売れる」飲食店作りの秘訣を論理的に、そして分かりやすく解説します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食店経営塾 』

【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

print
いま読まれてます

  • すべて振るのは単なる丸投げ。部下に正しく考えさせる魔法の教育
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け