一方、反対の立場、つまり、「スタッフ側からの視点」で言えば、上司や周囲の方からアドバイスをもらっても、「何それ?」「言っている意味が分からない」と思うことが多々あるはず。しかしそれは、「『今の自分』には理解できない」だけの話。これを自分で知っているか、もしくは、分からなくても素直に受け取れるかどうかで、この先の「自分の成長」に大きく関わってきます。
上司や周囲の人が、何か助言をするのは、それがあなたにとって「今必要だ」「仕事をうまく進めるためには絶対に重要だ」と感じたからであり、決して、負担を増やそう、嫌がらせをしようと思っているわけではありません。だからこそ、アドバイスを受けた人は、時には「言われたことが理解できない」ことであっても、「とりあえず、やってみよう!」という姿勢・意識がすごく大切なのです。
すると、「やっているとき」はワケが分からずやっていても、後々、結果が出だし、「あっ! そういうことなんだ」とやってみて分かることがたくさん出てくるはずです。これが出来る人が「素直な人」と言えるかもしれませんね!
言われたこと、助言・アドバイスを受けたことが理解できないのは、「もしかしたら、自分の知識・経験が足りないからかも…」と素直に思える、考えられるかどうかが自分の成長を促すことに繋がるのです。
反対に、自分の視野だけで考えすぎてしまったり、判断してしまったり(そのアドバイスは全く意味がないで自分で勝手に判断してしまう)すると、自分の成長を阻害していると考えてもいいのではないでしょうか? 自分を成長させたくないのであれば、誰の意見も聞かず、「我が道を行く」でも構いませんが、そんな人で成功している人を僕自身見たことがありません。
「どんなことでも、素直に人の意見、アドバイスに耳を傾け、とにかくやってみる」
すごく難しいことですが、自分を成長させたいのなら、これを日々意識して行ってみてはみるべきでしょう。きっと半年後、1年後に「違った」自分と出会えるはずです。
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