なぜ一人の好き嫌いを許すと、家族全員が不幸になってしまうのか

 

でね。今日モンダイにしたいのは、食べ物を嫌う本人より、むしろ料理をする側の人です。家族がピーマンだのニンジンだのシイタケだのが嫌いと言うので、これをハズした献立を考える人たちです。

この人たちに本当に心から聞きたい。なぜ嫌いを許す?(??)? んでしょうか。

「やっぱり人それぞれ好みがあるし…」みたいな、物わかりの良さに私は騙されませんよ( ̄∇ ̄)。本当は、残されると傷つくから、ダダこねや文句がイヤだから、そう、つまりあなたが傷つくから」が本当の理由なんじゃないですか? それは、その家族のこれからの人生の幸せと比べたらつまんない理由なんじゃないでしょうか。

だから、ここですべき対応は、たったひとつ、「嫌いなもんが多いと不幸になるよ~(◆皿◆)」とキチンと言うことです。そして、なお食べない家族がいたら、嫌いなものを完全に無視して献立を考えることです。ピーマンも椎茸もアナゴもイチジクもみーんなフツーに使っちゃうんです。こうしないと、他の家族までその食べ物を食べるチャンスを奪われてしまい、結果的に嫌いになってしまう危険があるからです。

だから、残しても残しても繰り返し作るんですよ。それが嫌いを許さないということです。その家族が嫌い続けても、他の家族まで嫌いにさせてはいけないでしょ。

不幸に譲歩しない。食べ物の好き嫌いを放置するということは、相手の人生に不幸の種を埋め込んでいるのと変わりませんよ。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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