ユニクロ社長の座を蹴った男が仕掛ける「ファミマ」大改革の全貌

 

 ~村上龍の編集後記~

コンビニは、すでに社会インフラになっている。

澤田さんを迎え、3強と相対したことになるが、共通認識があった。「市場はまだ飽和状態ではない」。3社とも、そう確信している。

巨大市場だが、商圏、店舗ごとの、細やかで、多様性のある努力・工夫の積み重ねが、競争を制する。1%が好みの店を変えるだけで約1000億円が動く。端から眺めると実に興味深いが、経営陣、現場、ともに大変だろう。

澤田さんは「熱血漢」と評されることが多いが、冷静でロジカルな人物だった。

果たして、業界地図は塗り替えられるのだろうか

 

<出演者略歴>

澤田貴司(さわだ・たかし)1957年、石川県生まれ。上智大学理工学部卒業後、伊藤忠商事入社。1997年、ファーストリテイリングに入社し、翌年、取締役副社長就任。2005年、リヴァンプ設立。2016年、ファミリーマート代表取締役社長就任。

 

source:テレビ東京「カンブリア宮殿」

テレビ東京「カンブリア宮殿」

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