5年遅い。楽天の携帯参入が「約束された負け」と失笑される理由

 

ソフトバンクがイー・モバイルを買収できたのは、総務省の失策であり、あれによって、日本の携帯電話市場から競争がなくなってしまった。イー・モバイルを存続させておけば、いまのような寡占状態は起きなかったはずだ。いまさら、第4のキャリアを作ろうとしても、大手3社に太刀打ちできないのは目に見えているではないか。

楽天はイー・モバイルを買えるチャンスがあったにも関わらず、買わなかった段階ですでに負け組」であり、これからどんなに6000億円を投資したところで、無駄に終わる可能性が極めて高い。ちなみに、ソフトバンクはイー・アクセスを1800億円で買収している。

全国的にネットワークを敷設して、いまの楽天モバイルより安価な料金設定をするのは難しいはずだ。

それならば、いまの楽天モバイル事業に対して、数百億円を突っ込み、プロモーションを強化し、店舗網を充実させたほうが、よっぽど効率良くユーザーを獲得し、収益を上げることができるのではないか。

6000億円あったら、いまの楽天モバイルに投資したほうが身のためのような気がしてならない。

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日経トレンディ編集記者として、ケータイやホテル、クルマ、ヒット商品を取材。2003年に独立後、ケータイ業界を中心に執筆活動を行う。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。日進月歩のケータイの世界だが、このメルマガ一誌に情報はすべて入っている。

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