1本2万円。ワインボトル入り高級茶はなぜ飛ぶように売れるのか?

 

◆戦略分析

図表1「べネフィッティ―戦略」

■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):高級飲料、ギフト
  • 競合(お客様の選択肢):高級感のある飲み物(ワインや日本酒など)
  • 状況:緑茶飲料の市場規模は拡大傾向のようですが、高級茶葉は売れにくくなっているようです。

■強み

1.旨味甘み香りが強い

  • ワインのように楽しめる
  • どこでも(急須がなくても)美味しいお茶が味わえる
  • 今までに味わったことのないお茶

2.ギフト用やパーティーに合う

  • お酒が飲めない方向けにソフトドリンクではないワイングラスで飲む飲料を贈答(提供)できる
  • 茶葉は、急須を使っていれる必要があるが、ボトルにはその面倒さがない

 ★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

独自の技術

  • コールドエクストラクション製法
    ボトル1本分に8時間から12時間かけてお茶のうまみ成分を抽出
  • 茶農家とのつながり

上記のような、技術や関係性が強みを支えています。

■顧客ターゲット

  • ギフトを贈る方や富裕層(自分で買って自分で飲む方)
  • 高級ホテルや料亭、航空会社などの企業
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