地下鉄サリン事件から23年。麻原死刑囚の三女に会って感じた事

 

茨城県旭村の自宅近くで森さんが“アーチャリー”にカメラを向けていたときに、近くの派出所から出てきた2人の警官に、

彼女が「こんにちは」

と言うと、警官も

「こんにちは」と返し、森さんが「彼女は危険ですか?」と警官にカメラを向けると、

危険じゃないよ」(警官)

「でも、今世間では彼らは最も危険な集団で、彼女はその中心にいるとおもわれてますよね?」(森氏)

「何だかねぇ。そんなことはないと思うんだけどね」(警官)

「ならばどうして、危険だとのイメージが広がるんでしょうか?」(森氏)

「メディアが悪いんじゃないの」(警官)

「いや、警察でしょ」(もうひとりの警官)

「いや、メディアだろ」(警官)

「……どっちもなんじゃない」(もうひとりの警官)

というやり取りがあったこと。

そして、“アーチャリーがとにかく学校に行きたくて行きたくて色々なところに打診するけど「保護者から反対された」「地域の人たちが反対している」「うちでは難しい」と断られ続けていたことを知りました。

なので、今回。麗華さんに会うことが感慨深かった。

そして、私が番組の告知をかねてSNSでその気持ちを書いたところ、麗華さん本人から「河合さん、よろしくお願いします。緊張してしまって。頭が真っ白です」と、メッセージが届き、正直ちょっとだけ驚いたのと共に、余計に「ちゃんと会って彼女の言葉を聞きたい」と思いました。

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