結論から言いますが、買っている総菜を見直すべきだと思います。先のふたつの前提を持っている方は、おそらく野菜料理の大半がサラダなのではないかと思います。まあ、付け合わせ程度の軽めのサラダをなんとか作る感じで、あとは野菜の総菜(和風の煮物とかサラダとか)をたまに買っているのではないでしょうか。
でも、それが違うんだと思うんですよ。むしろ買うべきなのは肉や魚の半加工品や総菜です。たとえば、すぐに食べられる酢豚や煮魚、ロールキャベツ、あるいは焼くだけになっているハンバーグとか味噌漬けとか。これを一から作る手間を市販品を買うことによって省き、その分野菜のメニューを作るべきなんです。たとえば
- 筑前煮
- 温野菜のサラダ
- おひたし
- 具だくさんのスープ
- 野菜炒め
などです。メインの一品がほぼ出来ているなら、野菜料理を作る時間はあるはずです。
特に、家庭で野菜料理を作る場合には、買ってきた根菜類を一度に切ったり茹でたりしておき、これを繰り回して食べることが可能です。たとえば、一本の大根を2センチくらいの厚みの輪切りにしてちょっと堅めに茹でておくんです。これを
- 味噌汁の具
- ぶり大根の具
- 鍋物の具
- 大根ステーキ
- ふろふき大根
などにしてしまうんです。あらかじめ茹でてあると、味がしみやすく煮物もカンタンにできますし、味噌汁・鍋物の具にしてもすぐに煮えますから。
なんとかして家庭で野菜を食べる。栄養失調を防ぎ健康を守るために必要なことだと思いますよ。
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