在宅医療の現場で主役となる訪問看護師の数は、全看護師の2%
また、うつ病などで労災認定される介護職員は増加。
既にお読みになった方もいらっしゃるかと思いますが、先日、日経ビジネスで在宅看護・
● 「介護職員への暴行、杖を股に当てるセクハラも 家族だって見て見ぬふり。もう目を背むけていられない」(日経ビジネス)
これまでこういったリアルを報じるのは、
しかしながら、今後の高齢化社会を考える上では、広く知ってもらうことが大切という思いからコラムを書きました。
もちろん多くの利用者や家族の方たちは、
それでもやはりネガティブなリアルを「知る」
詳しくはコラムをお読みいただきたいのですが、
- 介護職の55.9%が身体的・精神的暴力を経験し、
施設介護職員では77.9%、訪問介護職員では45.0% - 介護職の42.3%が性的嫌がらせを経験。
施設介護職員では44.2%、訪問介護職員では41.4%
(以上は「介護現場にあるケアハラスメント」より) - 訪問看護師の33.3%が身体的暴力を経験
(「在宅ケアにおけるモンスターペイシェントに関する調査」より) - 訪問看護師の50.3%が身体的暴力・精神的暴力・
性的嫌がらせを経験。
(「訪問看護師が利用者・家族から受ける暴力の実態と対策」より)
という調査結果に加え、具体的な事例も掲載されています。その多くは目を覆いたくなるようなものです。
医療・介護問題は、すべての人に関わる問題です。冒頭で「アップアップであっぷあっぷ」と書きましたが、末端の人たち、すなわち現場が涙しないようにするには、もっともっと取り組まななくてはならないことが、
みなさんのご経験、ご意見等、お聞かせください。
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※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年4月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2018年4月4日号)より一部抜粋