とはいえ、こういう最悪の事態にならない希望はあります。というのは、中国は既に、イスラエルを超え、「アメリカ最強のロビー集団」になっている。それで、中国はトランプの取り巻きと議会への工作を進め、米中貿易戦争を「骨抜き」にできるかもしれない。
実際、中国は1970年以降、深刻な米中対立を回避することに毎回成功してきました。今回も、「双方が面子を失わない形」で、矛を収める可能性が高いと思います(そうならない可能性もありますので、最悪の事態を想定し、備えを怠らないようにしましょう)。
一方で、西部戦線、つまり欧米とロシアの対立は深刻に見えます。