コンビニの店頭にある傘立てに傘を置いたところ、盗まれてしまったことがある人も少なくはずです。
どれも同じような見た目をしているビニール傘は、他人に持って行かれやすい宿命にあります。
アイディアを駆使して、ビニール傘の盗難の不安から逃れましょう。
傘の持ち去りは犯罪
自分のものではないと知りながら、コンビニや会社の傘立てに置いてある傘を勝手に持ち帰った場合は窃盗罪になります。盗んだものの金額は関係ありません。
刑法235条 窃盗罪
「他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」
引用:
傘を間違えて持ち帰ってしまった場合は、窃盗罪になりません。ただ、後で他人の傘だと気づいたのに、そのまま使い続けてしまうと『占有離脱物横領罪』になります。
本当に窃盗罪で捕まるの?
自分のビニール傘が取られてしまったため、他人の傘を代わりに持ち帰ったという人は少なくないと思います。
過去に、警察に通報されて逮捕されたケースもあります。
「自分の傘が取られていたから、しょうがなかった」
という気持ちも分かりますが、法律上は他人のものを盗むと窃盗罪になるのです。
取られる前提でビニール傘は購入する
ネットでは「傘立ては使用せず持ち歩くべき」「折りたたみ傘を使うべき」など、ビニール傘は誰かに取られる前提で利用したほうがよいと指摘する声もあります。
取られても仕方ないものという認識が強く「また、ビニール傘を買う」という声も多くあがっています。
さまざまな盗難対策
ビニール傘であっても、盗まれれば腹が立ちますよね。
ビニール傘を取られないように、みなさん試行錯誤をしています。その一部を紹介します。
・名前を書く
・傘立てを使わずに、床に置く
・防水仕様のマイ傘袋を持ち歩く
・防犯ブザーをひっかけておく
・「警視庁」とテプラシールを貼る
・「呪」と文字を書く
・ヘアゴムを巻く
・傘の柄に絆創膏を貼る
見た目に特徴をつける、恐怖感をあたえるなど他人が持ちたくないようにすると効果的のようです。
まとめ
今は防犯カメラを設置している場所がどんどん増えています。ビニール傘くらいで…と思っていると、近い将来逮捕されてしまうかもしれません。
台風の翌日は、壊れた傘が放置されているのを街でよく見かけます。
誰のものか分からないから捨てても平気とは考えずに、ポイ捨てをせずにマナーは守るようにしましょう。
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