スタバ元社長が「答えられたら大したもの」と言った、究極の質問

 

ここで、少々話は変わりますが、以前、資格試験の勉強をしていた時に、「マズローの欲求5段階説」という理論が出てきました。また、聴講した研修の中でも、時おり出てくる理論です。

詳しい理論の説明は、ここでは割愛しますが、この理論の4段階目の欲求に、「承認自我の欲求」というものがあります。この欲求は、他者から認めてもらいたい、周りから尊敬を得たいなどという欲求で、まさに、他者周りから賞賛を得たいという欲求です。

そして、この段階の上にある5段階目の欲求には、「自己実現の欲求」があり、「Wikipedia」には、

自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求

と説明されています。まさに、ハワード・ビーハー氏からの質問、問い掛けは、自己実現に向けた質問問い掛けではないかと思います。

ここまで、ハワード・ビーハー氏からの、「もしこの世界に賞賛も批判もないとしたら、あなたはどういう人になりたいですか?」という質問、問いかけについて考えてみました。

この質問、問い掛けに本音で答えることは、今後「自分はどんな人になりたいのか」「自分はどんなことにチャレンジしたいのかなどということを考える機会を与えてくれているように思います。

※ 参考文献

  • 『スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則』ハワード・ビーハー 著/日本経済新聞出版社
  • Wikipedia「自己実現理論」

image by: Shutterstock.com

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【著者】 いしまるとものぶ 【発行周期】 週刊

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