W杯の宴は終了。いつか来る「五輪後」日本の過酷な現実に備えよ

 

米国が最近になって打ち出している保護主義的な政策は、もともとトランプ大統領の公約であり、中間選挙を前に本格化しつつある。

EUとも、もちろん日本ともいずれウインウインの関係ではなくなるのは、前回のカナダでのG7サミット会合でのトランプ大統領の態度でも明らかだ。

すでに米国は買い取った国債など自国の資産を減らし始めている。日本は未だに買い続けている

そして、米国の株価高に連動するように、どこかに期待感を持ちつつ、経済政策と財政政策のあいまいな場所を迷走している。

東京五輪というファンタジーの中で、人々が夢と熱狂にいれば話は収まるのだが、それは一瞬の夢であり、いつか現実がくる。その時のために備えなくてはならないだろう。

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特別支援教育が必要な方への学びの場である「法定外シャローム大学」や就労移行支援事業所を舞台にしながら、社会にケアの概念を広めるメディアの再定義を目指す思いで、世の中をやさしい視点で描きます。誰もが気持よくなれるやさしいジャーナリスムを模索します。

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