理研とベンチャーが開発。毛髪1万本が20日で再生するメカニズム

 

また、理化学研究所という世界最高峰の科学研究機関とベンチャー企業がタッグを組んで、技術を開発、実用化している点も特筆すべきだ。海外ではあたりまえかもしれないが、日本では、大学や研究所がベンチャー企業と組んで、大々的に製品・サービスを開発し実用化する例は、お世辞にも多いとはいえない。決して大袈裟ではなく、このプロジェクトの成功は、日本の命運を握っているかもしれないのだ。

今後、マウスの実験で安全性を確認し、早ければ2020年の実用化を目指しているというが、思わず、ふさふさの髪の毛で悠々とオリンピックを観戦している自分の姿を想像してしまいました。いや……注文が殺到して、半年くらいは順番待ちになるかもしれないから、オリンピックまでには無理か。とにかく、日本だけでなく、世界的に、めちゃくちゃ需要があることだけは確かだろう。世界中の男のハゲを日本発の技術が救う

なんとも微笑ましく、かつ、壮大なスケールの技術革新ではないか。

image by: Shutterstock.com

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