接客の極意は「動いて待つ」。ではどう「動く」のが正解なのか

 

例えば、私の場合によくやるのは、手元にメモとペンを持って商品のタグをチェックするような動きです。実際は何かをチェックしているわけではないのですが、お客様からすれば、作業をしていると認識してもらえます。

なので、お客様も自分が狙われているとは感じずに、ストレスなく店内を回れるわけです。もちろん、そんな中でも挨拶はきちんとするので、第一印象も悪くすることはありません。

どんな動きをするかというよりも、お客様からは作業をしているように見えるなど、どんな見え方になっているかが重要です。これが意識できていると、最初の声かけをするときなどに避けられることがほとんど無くなっていきます。自然と接客に入れる確率も高くなるので、購買率アップにもつながるのです。

止まって待つのは、三流の販売員。ただ動いているだけでは、二流の販売員です。その先の、「お客様からどう見えているかを意識して動く」ことができているかどうか。あなたの動き、また周りのスタッフの動きはどうでしょうか?

特に新人さんや経験の浅いスタッフの方は、今日の内容をよく理解していないと、ただつけ狙っているだけの動きになってしまうので要注意ですね。

今日のおさらいです。

  • 「動いて待つ」の意味を理解して、動待機をする。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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