「働く」とは、「傍を楽にすること」という。周りを幸せにした度合いへの見返りとして、給与がある。そう考えると、その職に就いただけで一定の給与が頂ける立場が保証されているというのは、おそれるべきことである。
何でも、登るのは大変だが、転げ落ちるのはすぐである。水は低きに流れる。気を付けないと、不満不満と堕落の道を辿ることになる。
何事も、勉強である。「努力否定論」もあるが、やはり、基本的に人間は苦労するのがいいのではないかと思う。
「働き方改革」は、必要である。しかしながら、これは「楽していい給料をもらうようにしよう」ということではない。苦労して働き、給料を頂ける有難さを見直したい。
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