最重要課題解決のための妥協
各勢力を味方につける過程で、「妥協」が生じます。総理が、法案を通したい。反対勢力に話をしたら、「支持してもいいけど、私たちには、【どんな得】があるのですか?」といわれる。たとえば、自民党総裁選で、総理が派閥の長にあった。それで、「支持するから、大臣ポストを3つくれ」などと、「ディール」が成立する。
というわけで、安倍総理が、改革を実現していく過程で、「妥協の副産物」がでてきます。おそらく、それが、私たちには「わけのわからない政策」なのです(もちろん、安倍さんが変な政策を支持している可能性もありますが)。
というわけで、Sさんの書いておられる
「ホントはやりたくないけど、数のパワーを維持するためにはやらざるを得ない」というのは、そのとおりなのでしょう。重要なことは、「数のパワーがなければ、改革は不可能である」という現実です。つまり、「数のパワー」は、「とても重要」である。結局、政治にしても、ビジネスにしても、「どれだけの人に支持されるか」で決まってしまいます。
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