家庭教育アドバイス・・・「子どもが学ぶ前段階の知識を増やすこと」
子どもが授業で新しい事柄を覚えるとき、まるっきり初めてのことを覚えるよりも、せめてその事柄の名前だけでも知っていれば、知的好奇心が刺激されます。
心理学、教育学ではそうした事前の知識や興味関心を持っていることを「レディネス」がある、と言います。
レディネスとは英語でready(準備のできた)の名詞形でreadiness、つまり「心構え」です。
「勉強するに当たっての事前の心構え」ということです。
レディネスを持っている子どもは、やる気やモチベーションが上がります。
子どもにレディネスを持たせるのは親の役目です。親が意識して、普段の生活の中で、自然に子どもの好奇心や知識を増やせるように工夫することです。
すぐ手の届くところに、歴史マンガ本はありますか?
アナログ時計はありますか?
温度、湿度計はありますか?
一緒に星座を見たことはありますか?
釣りに出かけたことはありますか?
博物館、美術館、水族館へ出かけましたか?
遊びや、普段の生活の中で楽しみながら、子どものレディネスを増やしていきましょう。
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