どーも。会社員を辞めて現在は気ままに旅を満喫中のあんにゃです。恋愛のほうも完全フリーに楽しんでおります☆最近、草食系男子や肉食系男子に加え、ロールキャベツ系男子とかアスパラベーコン系男子とかいろいろ出てきていますが、みなさんは何系男子がお好きですか??
私は個人的に草食系男子っぽいのがもともと好みだったのですが、ある元カレをきっかけに肉食系のほうが好きになりました。その元カレは肉食系を通り越してもはや野生系男子で、今までの元カレには無かったものがたくさんあったので、ちょっとその元カレのエピソードをまとめてみたいと思います。
野生系元カレとの出会い
野生系男子の元カレとは、まだ私がOLをしていた時代、宮古島に一人旅に行った旅先で出会いました。
都心のおしゃれな街並みを歩いていると、草食系男子が目立っていて、肉食系男子に出会うのってなかなか難しかったりしますよね。
まして、野生系男子なんて都心にはほぼおりませんので、宮古島で出会った野生系男子に最初から興味は湧きました。
なんといってもファーストインプレッションの見た目が
・上裸でバイク
・胸毛ぼーぼー
・ヒゲぼーぼー
・ロン毛パーマ
・めっちゃ色黒
なかなか普段お目にかかれる人種ではなかったです。
そして、その風貌で、所かまわず知り合って間もない私にガンガンにアタックし、出会って数日にも関わらず交際を申し込んでくる積極性に、もはや圧倒されてしまっていました。
私が野生系に惹かれた理由
当時、宮古島に一人旅をした時期は婚活真っ最中でした。
田舎の親からのプレッシャーも半端なく、年齢的にも一度くらいそろそろ結婚しとかないとあかん、と思い始めていた時期です。
ただかっこよくて楽しい人より、経済力があって落ち着いている人を探さなきゃと思っていたので、野生系男子からの猛アタックを受けても
「アラサー独身女がこんな島国で油売ってる場合じゃねぇ(´◉◞౪◟◉)」
と冷静になろうと努力しました。
が。
当時はOLで都心に住んでいて、周りには女並みにほっそいガリガリの頼りない男か、腹だけ出ているオヤジ体型の男ばかりが目立っていたので、肉体的にも精神的にも野性的な彼にどんどん惹かれていきました。
気が付いたら、私も彼にぞっこんになってしまい、お付き合いをすることになりました。
腹が減ったら魚を突いてくる
お付き合いを開始したと言っても、彼は固定の家を持たずに各地を転々とする生活をし、私は東京に住んでいたので遠距離恋愛です。
そして、彼の優先順位は
趣味や遊び>>>>>仕事
だったので、お金は気が向いたときか本当にお金がなくなったときにアルバイトをする程度の稼ぎで、常にガチの金欠状態でした。
ある日彼から
「やばい…まじでお腹減った…。食べ物買えないわ」
と連絡が…。
「愛する彼が餓死してしまう…!」
と本気で心配したのですが、数時間後にはめちゃめちゃ美味しそうな魚の煮つけの写真が送られてきました。
私はてっきり、誰か優しい人に奢ってもらったのかと思っていたのですが、聞いてみると
「魚突いてきた。野菜っぽいのは食べれる雑草で、醤油は常に持ち歩いてる。」
とのことでした。
た、たくましい…!と、心の底から惚れなおしました。
ケガは草のエキスで治す
2人で海にデートに行った時のことです。
野生系男子の彼は多くの海水浴客でにぎわうビーチには目もくれずに、奥まった誰も行かないようなダイビングスポットまで私を連れていきました。
人が来ることを想定して整備なんてしていないので、足場は岩だらけだし、海の中もかなり危険な環境です。
案の定、岩場で彼が足を切ってしまいかなりの出血。
アウトドアの最中にケガすることに慣れていない私はかなりあたふたしてしまいましたが、当の本人、いたって冷静。
「これくらいなら縫わなくていいし大丈夫。あそこにある葉っぱをすりつぶして傷口に塗っておけば3日で治るから。」
と言いながら近くにあった一見普通の葉っぱをすりつぶして本当に傷に塗っていました。
一瞬わたしは今が平成の時代であることを忘れそうでした…。
パンツは海パンと兼用(所持数1枚)
野生系男子の彼と夜イチャイチャしているとき、2人とも盛り上がってお互い服を脱ぐ段階になったときのことです。
「あれ?これ、海パンじゃない?(笑) 海行った時これ履いてたよね?」
「ああ。そうだよ。海パンだよ。」
「なんでパンツ履いてないの?」
「パンツだよ。」
「…ん?」
「だから、海パンだけどパンツなの。海パンとパンツ、兼用なの。」
エッチな雰囲気そっちのけで、なんで海パンがパンツなのか聞いてみると、
・海パンは水をすぐはじくから汗をたくさんかく夏場にはパンツとして最適
・海パンはすぐに乾くから洗濯がラク
・海パンとパンツを兼用にすると旅の荷物が減る
とのことで、もっともらしい理由が返ってきました。
都会風に言うと「ミニマリスト」だな、と感心しました。
お泊りデートの宿泊先は野外テントを提案される
宮古島で出会ったとき、彼にはアルバイト先の寮という仮の家がありました。
なので、彼が宮古島にいるときは遊びに行っても泊まるところがあったのですが、彼が島をはなれて旅を再開すると、彼に会いに行った際、どうしても2人でどこかに泊まらないといけないタイミングが出てきました。
当然、私は宿を予約しようと思い、彼にいくつか宿の候補のサイトを送ると
「俺、テント持ってるから予約しなくて大丈夫だよ☆」
と返信がきました。
「て、テント?外で寝るってこと?」
「俺のテント、2人で入ってもそこそこ広いし、寝袋あるからあったかいし、心配しないで☆」
「あったかいとか、広いとか狭いとか、そういう問題じゃねーーww」
好きではあるけれど、ちょっとついていけないな~と思った瞬間でした。(笑)
まとめ
今回ご紹介した野生系男子の元カレは私の元カレ史上の中でも相当インパクトの強い元カレでした。
まさに生命力のカタマリ。
「今の自分に足りていないのは生命力だなー」
と感じていたり
「パワースポットに行くよりももっとパワーをもらいたい」
と思っていたりする場合は、野生系男子とお付き合いしてみるのもいいかもしれませんね。
ただし、彼らは本能のままに生きているいわば「オス」なので、浮気されないようにだけご注意ください♡
あんにゃ
幼少期にスノーボードでオリンピックを目指してみるものの、あっけなく断念。 スポーツでNO1を取れないのならせめて他のことでNO1を取りたいと東京大学を受験。 東大時代は受験期のうっぷんの反動から周りがあきれるくらい恋愛に明け暮れる。 東大卒業後はブラックベンチャー企業に入社してしまい、死にかける。 ブラックベンチャーからほぼ夜逃げ同然に逃げ出した後は歌舞伎町のキャバクラでひっそり働いていたが、キャバクラでスタートアップベンチャーの社長に拾われ、その会社で3年ほど勤務。
現在はスノーボードを主軸に自由気ままに各地を転々とする完全旅人生活を満喫中。