キャラハンが踏ん張れた理由…。
あきらめたくなかった――。
日記に綴られた言葉からは辺り一面に広がる海の砂漠で、キャラハンがひたすら「人生をあきらめたくない」と切に願い行動していたことが伺えます。その強い気持ちが「光」をもたらしたのです。
「財を失うものは少なく失う。名誉を失うものは多くを失う。希望を失うものは全てを失う」とは、ゲーテの言葉ですが、人の気持ちはときに不可能を可能にします。
最近、50代前半の人たちの声のインタビューをすることが多かったのですが、みな抗っていました。彼らは会社から早期退職や役職定年か地方転勤かの選択を強いられ、「もうキャリアの終末期なのかと思う自分と、まだあきらめたくないという自分で、やぶれかぶれな気分です」と笑っていました。
「あきらめない」というほど強くない、「あきらめたくない」気持ち。
せめてこの気持ちを持てるかどうかで、人生後半生の生き様が変わるのかもしれません。
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※『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2018年9月26日号)より一部抜粋