科学者が教える、鏡の「ウロコ汚れ」を落とす方法が目からウロコ

shutterstock_1048405453
 

例えば、「お風呂を使った後は壁の水滴を落とし、必ず室内乾燥機をかける」「洗面所も洗顔後は鏡・洗面器を拭き取る」…そうした習慣を続けていれば鏡の「ウロコ汚れ」は防止できるかもしれませんが、これを完ぺきに続けるのは難しいものです。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、著者で科学者のくられさんが、頑固な鏡の「ウロコ汚れ」をスピーディーに落とす方法について詳しく伝授しています。

鏡の「ウロコ汚れ」を解決する方法は?

風呂場、水回りのウロコ汚れ。水道水中のカルシウムが石けん成分と結合したりして、さらにマグネシウムなども抱き込んで、極めて強固な複雑なカルシウム塩で、塩酸でも30%くらいの凶悪な濃度でないと溶けません。そんな濃度の塩酸は水回りで使えば辺り一面塩素錆地獄になってしまいますし、安全性にも問題があります。そこでそうしたウロコ汚れはスポンジ研磨剤で削り落とすしかありません。

最近、100円均一でもウロコ汚れを落とすマイクロダイヤモンド入りの研磨スポンジが売られるようになってきました。これで擦れば鏡にウロコ汚れは確かにおちるのですが、10センチ四方を綺麗にするだけで人力では1時間くらいかかることもあります。これではまったく解決になっていないので、科学の力で解決します。

材料

mirror_01-500x366

image by: くられ

  • 電動ドリル

バッテリー式が望ましいですが、延長コードでお風呂まで伸ばせるなら漏電に気をつけてAC式でも構いません

  • ネジとナット

100均で売られているネジナットセットの中に入っているものを流用

  • バリバリテープ

裏面が両面テープになっており面ファスナーを好きなところにつけれます。100均に売ってます

  • うろこ取りスポンジ

ボディのスポンジが多少分厚いほうが良いです。あと複数個買っておくとよいです

あとは、カッターやプラスドライバーなどがあれば工作可能です。

mirror_02-500x516

image by: くられ

mirror_03-500x439

image by: くられ

1.まずはカッターナイフでうろこ取りスポンジを半分にカットします。可能な限り水平にまっすぐ切断しましょう。切断面にバリバリシート(面ファスナー)を貼り付けます。どちらにザラザラ、ふかふか、を付けても問題ありません。

mirror_04-500x449

image by: くられ

mirror_05-500x510

image by: くられ

2.こする面ではない持ち手側のスポンジに、バリバリシートごとドリルかキリで穴をあけて、そこにネジを通します。ネジを通したら、ナットでそれを締め付けて固定します。ガチガチである必要はないですが、多少しっかり止まっているほうがいいので、プラスドライバーやペンチを使って固定するといいデス。

mirror_06-500x542

image by: くられ

mirror_07-500x614

image by: くられ

mirror_08-500x499

image by: くられ

3.あとはネジ部をドリルチャックに固定して、鏡に水をぶっかけて電動のパワーでギュインギュイン磨くだけです。ちなみにうろこ取りスポンジは速攻で使い物にならなくなるので、先端部だけをバリバリをはがして捨てて、付け替えてバンバン使うと良いのです。なので100円の安いものを使い捨てまくるのが正解です。

ちなみに、付けるモノを、紙やすりとかにするといろいろな研磨にも応用が利くので是非とも使ってみてください。

え? 電動ドリルがない? ホムセンで2,000~3,000円のモノでもいいですし、ちゃんとしたのを長く使うなら(バッテリー式は特にヘタりやすいので)マキタのものがおすすめです。

  • マキタ電動工具 10.8V充電式ドライバードリル【キーレスチャック仕様】 DF330DWSP

あたりで検索してみてください。

● アリエナイ理科ポータルのこの記事をお読みになりたい場合は、こちら

image by: shutterstock.com

くられこの著者の記事一覧

シリーズ15万部以上の不謹慎理系書「アリエナイ理科ノ教科書」著者。別名義で「本当にコワい? 食べものの正体」「薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 」などを上梓。学術誌から成人誌面という極めて広い媒体で連載多数。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 アリエナイ科学メルマ 』

【著者】 くられ 【発行周期】 週刊

print

  • 科学者が教える、鏡の「ウロコ汚れ」を落とす方法が目からウロコ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け