経営者や管理者などの組織のリーダー、監督やコーチなどの指導者などにとっては、社員や選手などが思っている「できる、うまくいく、成功する」という度合いを把握することが必要ですね。
その度合いを知る、把握するためには、「当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、まず、相手に聴くことが重要になるでしょうね。リーダー、指導者側が、これまでの相手の状況などを見て、「できる、うまくいく」と思う目指すところを示しても、相手が、背伸びしたら「できる、うまくいく」などと思っていなければ、やる気、モチベーションは上がらないかもしれません。
相手の現状、将来について話し合うことで共有化するとともに、「次は、どのようになりたいか」などと質問することで、相手が思う「できる、うまくいく、成功する」目指すところを明確にしていくことが大切になると思います。
ここまで考察してきたことを踏まえると、できるのか、うまくいくのか、成功するのか分からないけれど、「真剣にやれば、努力したら、できる、うまくいく、成功する」といった目指すところを明確にすることで、やる気、モチベーションを高めていくことが大切になるように思います。
夢や理念、ビジョンなど、言い方は色々とありますが、長期的に目指したいところに到達するためにも、「真剣になって取り組めば、できる、うまくいく、成功する」という自分が思うところを明らかにし続けることで、やる気、モチベーションを高めていくことが重要になってくるように思います。
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