実際に間違えていたらどうするか
お客様から連絡を頂いた商品の表示が法律上、問題があったとします。第一に、間違いのあった商品の製造している工場の管轄保健所に届け出る事をお勧めします。保健所の管轄では無い、表示の間違いの場合にも、まずは管轄の保健所への届けを行い、対応について相談されることをお勧めします。こういった、相談に乗ってもらうためにも、日常的に保健所の方とコミュニケーションをとっておくことが必要になるのです。
一括表示の誤字などと言った場合は、直ぐに商品を回収する必要は無いと思います。しかし、お客様の身体に影響が出る可能性が有る場合は商品の回収、告知などが必要になります。保健所に相談するときは、お客様からの申し出があった事を必ず伝える事が必要です。
インターネット上に公表されたら
あなたの工場の商品が「美味しかった」と個人の方がブログ、ツイッター、フェイスブックなどで発言されたらどうされますか。あなたの工場の商品の一括表示が法律上間違えていると個人の方がブログ、ツイッター、フェイスブックなどで発言されたらどうされますか。
本来、対応は同じで無ければならないはずなのです。商品が美味しかったと発言された方に対してはお礼をいい、表示が違っていたと発言された方は、「営業妨害」と中傷する事はできないと思います。どちらの場合も、市場に出ている商品を買われたお客様の意見が公表されているだけなのです。
インターネットができる前は、口コミでした。「あの商品はすばらしい」、「あそこの工場の商品を食べたら下痢をした」どちらの口コミも戸を立てて防ぐことはできなかったはずです。口コミが一瞬で伝わるネットになったと思わなければならないのです。
何時、誰が買われて、商品について公表されてもいいような商品を作ることが大切なのです。
あなたの工場の商品の表示、再点検してみませんか。
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