ドラッカーで読み解く、ラスベガスとドバイが繁栄した当然の理由

 

さらに、砂漠つながりで考えますと、ドバイはペルシア湾に面した平坦な砂漠地にあり、かつ石油の恩恵はほぼゼロといった不毛な地帯です。ただイギリス統治時代から貿易の中継地として重宝がられ、歴代首長が自由貿易政策を採ったことで中継貿易港としての色合いを濃くして行きます。

いつもそうなのですが逆境を反転させるにはその方法は1つしかなく、何らかの強みに賭けて集中的にそのことを活かしてイノベーションを断行することなのです。

ドバイの場合、近代的な都市を夢見た当時の首長ラーシドが、原油に依存できないので経済特区と浚渫工事し大型港湾を確保して航空の就航も開始して、国外資本や外国企業の進出を受け入れあわせて「の集積地としての発展を急速に促して行きました。その後中継貿易港としての基礎固めをして、以後の大発展につなげました。

「イノベーション」の「意味」「意義」をまとめて行きます。

たえず「大」が崩壊して、それと交代して「小」から「大」が生まれます。そこにおいては「改善」「改良」などの同一軸での修正だけでは対応できない「変化という基本的な避けがたい流れがあります。時代の流れは、あらゆる事象に安定を許さず否応なしの飛躍を求めます。そこでは、いつも「機会脅威が同居しています。

この「流転の法則にどうするか対応するか、それはただ1つで、この法則つまり「時代の欲求より良くするための機会と捉えて、「イノベーション革新)」して行く、ドラッカーが説く「顧客からスタート」し「勇気をもってリスクをかけて意思決定し『成るまで実行』して行く」。方法はこれしかありません。

image by: Pack-Shot / Shutterstock.com

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【著者】 浅井良一 【発行周期】 ほぼ週刊

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