「仕事がヤダ」その原因は何?嫌気が差した時にまず探るべきコト

 

私がある時、「接客するのがしんどいな」と思った時は、数字が原因でした。毎日、毎月やって来る、数字のプレッシャーに苛まれて、接客をするのが辛くなっていたのです。ただ、これはあくまでも、数字が嫌になっていただけで、別に接客そのものが嫌になっていたわけではなかったんですね。ですから、接客そのものがどうという話ではなくて、数字に対する捉え方とか考え方を変えたことであっさり解決したわけです。

その時は、どれだけ売っても終わりが見えないことが辛くなっていたので、じゃあ売った分だけ自分が理解できる、コントロールできるように、数字を見える化しました。すると、数字に対するプレッシャーが激減して、精神的にも楽になり、結局いつも通り、接客販売を楽しむことができるようになりました。

同じようにして、嫌になった時ほど、一体何が嫌になっている原因なのかを紐解くことで解決してきたことがたくさんあります。苦手なお客様がいたら、その方をスムーズに接客できるようにトレーニングを積んで解決するし、嫌だと思う作業があるなら、周りの誰かに協力を依頼して、少しでもやりやすいように、仕事を手伝ってもらうこともありました。

どれもこれも、最初は、「接客が嫌だ」「販売したくない」から始まっているのですが、実際の問題はそこではなかったのです。それに気づいて解決策を講じたことで楽に仕事ができるようになったんですね。

もし今、いやこれから先でも、仕事が嫌になってしまった時は、ぜひ、その理由が何なのかを紐解いてみてください。もしかすると、それを解決することで、あっさりと今の気持ちが解消されるかもしれません。そうすれば、また、心機一転、気持ちを切り替えて、仕事に取り組むことができるようになります。

今日の質問です。

  • これまで、仕事が嫌になったことはありますか?
  • その理由は、具体的にはどういった部分だったのでしょうか?細かく紐解いて考えてみてください

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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