この宣言の誓約に署名した企業には、ペプシコ(PepsiCo)、コカコーラ(Coca-Cola)、ユニリーバ(Unilever)、コルゲート(Colgate)、SCジョンソン(SC Johnson)といった飲料、食品、日用品の大手メーカー。ターゲット(Target)などの大型量販店。バーバーリー(Burberry)、H&M、ロレアル(L’Oreal)、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)など、世界的に有名なファッション企業も含まれている。
イギリスのパッケージ企業大手のアムコー(Amcor)、イタリアのプラスチック素材大手のノバモント(Novamont)、石油化学大手のボレアリス(Borealis)や、産業廃棄物処理大手のスエズ(SUEZ)などなど錚々たる企業の、それもプラスチック製品の中心を担う企業が宣言に賛同している。
これ以外に、アメリカではシアトルやサンフランシスコ、南米ではチリ、インドに欧州諸国(EU)もプラスチック製品の使用に関する規制法案を交付しているため、冒頭触れたようなスターバックスのストロー廃止の取り組みなどに繋がっているのである。
他方で、再生可能なプラスチックの新たな開発や代替商品の発展にもつながるなど新たなビジネス機会の可能性も出ている。そんなわけで、プラスチック問題は来年以降も話題の中心になるので要注目だと思う。
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