日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)が金融商品取引法違反で逮捕された一連の事件を受けて、日産は22日午後4時半より臨時の取締役会を開催し、ゴーン容疑者と同社代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の2名の解任を提案した結果、午後8時過ぎに解任を決議したと発表した。これにより、約19年にわたるゴーン体制に終止符が打たれた形となった。
また、グループ会社の三菱自動車も来週には臨時の取締役会を開くとしており、ゴーン会長の解任を提案するものとみられている。
ただ、日産の大株主のルノーは20日、臨時に開いた取締役会で、カルロス・ゴーン会長の会長兼CEOの職を解くことを見送っており、今後の3社の関係も焦点になる。
ゴーン氏は2000年から日産社長、01年から社長兼CEOとなり、05年からはルノー社長に就任。2016年には三菱自動車会長にも就任していた(随時更新)。
【最新ニュース】日産自動車は取締役会で逮捕されたカルロス・ゴーン会長について会長と代表取締役の職を解くことを決議しました。1999年以来、およそ20年にわたり日産を率いてきたゴーン会長は経営トップを解任されました。
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