でね。さて、ワタシはココで
- バンバン「姻族関係終了届」を出しちゃおう!
とか言うつもりはありません。また、もちろんこの逆で
- 一旦結婚したんだから、相手の親も自分の親と同じと思って
みたいなことも言うつもりもありません。
夫婦のことは夫婦にしか解りませんが、それ以上に夫婦と姻族との関係は複雑で微妙なものです。いろいろなあり方がありうるはずでそのいずれでも仕方なく、また正解でもあると思うのです。
…ここは
- よくよく考えてみるべき問題
です。そんな届出を出す必要のない良好な関係を築いてこられた方はイイんですよ。問題外ですから。ですが、そうでない方々はよくよく考えてみてほしいんです。
法律より世間律みたいなものを重視する日本で「姻族関係終了届」を出すことには、法律的な効果とは別の効果があると思います。すなわち
- 気持ちの整理
です。この届出を提出することで、異なる価値観の下で長く耐えてきた苦しい思いや、繰り返し金銭を無心された悔しさなどを吹っ切ることができるのではないかと思うんです。
そのような効果を期待するなら、この届出を出すのは大いに
- アリ
でしょう。
いろいろなことがある夫婦の人生。パートナーが先に亡くなった場合、あなたは義理親族とどんな風につきあうのでしょうか。従前通り仲良くしていけるならそれもヨシ。それはムリ!なら、こんな制度があることを知っていてもいいかもしれません。
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