探偵が暴露。学校や教育委「いじめ調査報告書」捏造の悪質な手口

 

愛知県県立高校生いじめ自殺未遂事件での捏造

愛知県立高校に通う女子生徒が部活の仲間にLINE外しをされたり、当事者同士の接触を愛知県教育委員会が禁止したことで自体が悪化したいじめ自殺未遂事件で、その報告書にある自殺未遂をした日時が異なって記載されていた。

一方で、こうした事態が発生したことを愛知県は公開しておらず文部科学省への報告も正確にはしていない。各地で起きているいじめ隠蔽と同じ自体がここでは複数件起きているのだ。

あまりの内容の酷さに(不正確な内容)、女子生徒は自己開示請求を愛知県と県立高校に行ったが、そこにはまるで女子生徒が気が狂っているような記載ばかりのほぼ捏造ストーリーが展開されており、女子生徒もその家族も内容自体がほぼ違うということの訂正をどう求めたらいいのかと困惑している。

愛知県についても自称第三者委員会である教育委員会直下の調査機関として「愛知県いじめ問題対策委員会」が存在しているが、最も重要な自殺未遂の日時を誤っていたり、報告内容の捏造が行われている状態の中、これを行っている教育委員会についてをその直下機関が調査をすること自体が不自然であり、やってはならないことなのだ。

それでも、被害側にはほとんど何をしているかの報告がないまま、「愛知県いじめ問題対策委員会」が調査をしているというが、それは数十件、数百件の中の1つとしてであり、実際に行なっているかの公開情報を個人情報と盾に行わないため、きちんとやっていると確認する術は当事者にもない。

山梨県北杜市震災転居者いじめ事件での捏造

伝説の探偵でも2回連続で取り上げている北杜市において東日本大震災の転居者が小学校から中学校にかけていじめを受けていた事件でも、報告書の捏造は行われている。

中学校の校長が北杜市教育委員会へ提出したとされる報告書は、校長自身、作成したことは認めたが、これが被害者の手に渡ることは想定していなかったと話している。

内容について質問すると、それは全て学級担任や学年主任などの先生を含めた当事者らから聞き取った内容をまとめたものだとしたが、当事者が否定している内容やその内容を覆す録音などがあることを示唆すると、市教育委員会から発言を禁じられているとして、回答を拒否している。

この報告書で記載の多かった教員については、学校長とはそんな話はしていないのにと首を傾げていた。つまり、聞き取っていない内容を勝手に想像し、報告書形式で学校はきちんとやっていましたとしたいがために行った保身のための報告書であり、そのためには、いじめが様々な原因ではないのだとする必要があったのだ。

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